台湾、台北のおすすめ観光地!に、必ずと言っていいほど名前のあがる「中正紀念堂」。
「中正紀念堂」の「中正」とは、いったい何のことなのかしら(ー’`ー;)と、調べると・・・
日本では「蒋介石」として知られる故蒋介石総統が、台湾では一般的に「蒋中正」と言われているそうです。(wikipedia参照)
と、言うことで「中正紀念堂」は、中国国民党政府の故蒋介石総統を記念して建てられた建造物、ということが判明しました。
門、広場、中正紀念堂といい、とにかくすべてが大きい!!
それだけ「故蒋介石総統」が、台湾に果たした功績がでっかい!ということなのでしょうか?
調べたところによると、「中正紀念堂」から、2007年には「台湾民主紀念館」へと名称変更。
その後再度改名し直し、現在は「中正紀念堂」の名に戻っています。
(地球の歩き方/TAIPEI NAVI参照)
台湾の歴史には、それほど詳しくはないのですが、「故蒋介石総統」が、台湾に果たした功績をアピールするための建物の気がしてきました。
広場を通過していたところ、場所が整理され、兵隊さんたちのパレードがはじまりました。
あとからきいたところによると、式典の訓練(練習)をしていたようです。
▼一糸乱れぬ機敏な動き
メインの「中正紀念堂」で、なかには大きな大きな故蒋介石総統がいらっしゃいました。
また階下では「對日抗戰真相特展」が開催されておりまして。
「日本からみた太平洋戦争」をみる機会はあります。
でも、アジア諸国からみた「第二次世界大戦」を知る機会はめったにありません。
日本人として気になり、お邪魔してきました。
大戦中のいろいろな場面を絵画で切り取り、解説をしている展示でした。
日本統治下にあった「台湾視点」というより、中国本土で戦った「中国視点」のようです。
抗日戦争中華民国全圓という図をみると、わかりやすいです。
「台湾」は「中国(中華人民共和国)」なのでしょうか?
ちょうどそのとき、衛兵交代によって兵隊さんが通りかかりまして。
この兵隊さんたちが守っているのは「台湾」なのか「中国(中華人民共和国)」なのか、わからなくなりました。
「台湾」と「中国(中華人民共和国)」との特殊な国の関係を思っているうちに、日が暮れて
「中正紀念堂」と「台北101」のツーショットが撮れましたヽ( ̄▼ ̄*)ノ
“Chiang Kai-shek Memorial Hall” was built to commemorate the late Chiang Kai-shek president of the Kuomintang government.
2015年10月3日 October 3, 2015