台北からバスで1時間半くらいで行くことができる「烏來」は、温泉とタイヤル族の郷土料理やダンスで知られています。
ところで、管理人の烏來訪問の目的は「高砂義勇隊主題紀念園区」へ行くこと、でした。
「高砂義勇隊」とは、日本統治下だった台湾で、台湾原住民の方たちが志願をした兵隊です。
日本のために、南方で戦ってくれました。
その「慰霊碑」「祈念碑」が烏來の「高砂義勇隊主題紀念園区」にあります。
わたしが訪問した数日前に、台風がきたためか、川は濁流でした。
他の方の写真を見ると、川は美しいエメラルドグリーンなのですが。
タイヤル族のシンボルと、台湾フラグが迎えてくれました。
よい香りに誘われ( ̄¬ ̄) ソーセージをいただき。
台風の被害がかなりでているようで、楽しみにしていた「トロッコ」は走っておりませんでした。
この「トロッコ」は、烏來の木材と伐採資源を運ぶためにつくられました。
そして、今は観光資源になっているようです。
乗りたかったー。
烏来(ウーライ)で再開したトロッコに乗ってきた。行き方は?(台北/台湾)
のどかな温泉街を抜け「高砂義勇隊主題紀念園区」を目指します。
いたるところに台風の爪痕が
トロッコの滝前駅には、何かの足跡がくっきり、はっきり、鮮明に残っていました(* ̄ー ̄*)
さて「高砂義勇隊主題紀念園区」は、どこかしら?と思い、台風の後片付けをしているお兄さんに場所をきいたところ、現在「高砂義勇隊主題紀念園区」のおもてなしをされている酋長文化村の方と知り合いで、引き合わせていただきました。
「酋長文化村」も台風で甚大な被害を受けていたにも関わらず、いろいろな話をきかせていただきました。
管理人が道を尋ねたイケメンくんは、ふだんは学校に通いながら、酋長文化村でダンサーをしているそうです。
他のダンサーさんたちも、台風でお店をあけることができなく、台風後の片付けをお手伝いしてました(ノ_・。)
「高砂義勇隊主題紀念園区」は「二度の台風で道が塞がれて行けない」とのことでした。
手を合わせてきたかったのですが。
一番最初の「慰霊碑」的なものの写真を見せていただきました。
この像は紆余曲折があり、壊されてしまい、別のものが建てられました。
それが、この台風でどうなったか気がかりです。
台風のニュースをきいて、心配した元日本軍の方たちから電話や連絡があったそうです。
「気にかけている日本人がいる」ということに、ほっとした気持ちになりました。
でも、こうした方たちも(こう言っては何ですが)お亡くなりになってしまう日は遠くはありません。
きちんとあったこと伝えていかなければ。
台風のお店の営業もできず、片付けにおわれているのに、お話をきかせていただき感謝です。
お昼ご飯まで、ごちそうになってしまいました。
いつか「酋長文化村」を再訪して、ダンス見て、料理を食べて。
「高砂義勇隊」の慰霊をさせてもらいです。
帰りにみた烏來滝には、虹がかかっていました
I would like to go to the “World War II Memorial of Takasago group”.
But There was a big typhoon twice.
And the road to it has been closed.
Someday I would like to go there.
2015年10月3日 October 3, 2015
コメント
[…] いろいろないきさつがあって「酋長文化村」の方たちと一緒に、お昼ご飯をいただきました。 感謝です。 […]