旧ドゥシット動物園の「AIR-RAID-SHELTER」では、兵隊さんが門番してました

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太平洋戦争中の防空壕がドゥシット動物園にあった(バンコク/タイ)

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みんなのそらは、アジアを旅するときには行きたい場所のの近くの戦跡や、日本ゆかりの地を探します。
今回は、バンコク市内の「ドゥシット動物園」に、太平洋戦争中の防空壕があると知り、訪ねてきました。
「ドゥシット動物園」は手狭になり、移転するため、2018年9月でその場所での営業を終了しました。
ぎりぎりセーフで、間に合ってよかったです(* ̄ー ̄*)

1.タイに防空壕がある理由は?タイと日本のアジア太平洋戦争について

アジア太平洋戦争前、中、後のタイの関係、状況をざっくりと説明します。

1-1.タイは東南アジア唯一の独立国!日本はタイに協力してもらう必要があった

太平洋戦争前の東南アジアは、概ね欧米諸国に植民地支配をされていました。

フランス領インドシナ連邦(現:べトナム、カンボジア、ラオスのあたり)と、イギリス領マラヤ(現:マレーシア、シンガポール)との緩衝地帯という事情もあってか、タイは唯一の独立国でした。
日本は対米英蘭戦争を遂行するためには、タイに協力をしてもらう必要がありました。

1-2.「日タイ攻守同盟条約」を結び、タイはアジアで連合国を相手に戦うことになった

1941年12月8日、太平洋戦争が始まると、日本軍は中立を宣言していたタイに進駐。
9日は「日本軍のタイ国領土通過に関する協定(日本軍が、タイを通過していいよ!という許可をもらった)」を結び
21日には「日タイ攻守同盟条約」を結び、タイと日本とはアジアの同盟国として連合国を相手に戦うことになりました。

1-3.タイは敗戦後、連合国から戦争責任を問われることは免れた

タイ国内では、日本の戦況悪化とともに、抗日組織が連合国と連絡をとりあいながら、親日政権を倒しました。
そうしてタイは敗戦後、連合国から戦争責任を問われることは免れました。

たんに、フランスとイギリスの緩衝地帯だったからではなく、タイにはしたたかな外交力がありました。
だからこそ、独立国であり続けられたのでしょう。

▼より深い理解には、林玉美さんの論文「アジア・太平洋戦争における日タイ関係」を読むことをおすすめします。
https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180330133631.pdf?id=ART0009505506

2.旧ドゥシット動物園の「AIR-RAID-SHELTER」では、兵隊さんが門番してました

旧ドゥシット動物園の「AIR-RAID-SHELTER」では、兵隊さんが門番してました
ふだんなら、最寄り駅からの行き方を案内するのですが「ドゥシット動物園」は移転をします。
そこで、いきなり本題にはいります。

旧ドゥシット動物園の「AIR-RAID-SHELTER」では、兵隊さんが門番をしていました。
旧日本軍の兵隊さんたちでしょうか?
ロコさんたちが、笑顔で兵隊さんたちと記念撮影をおりまして。
何だか微笑ましく、ほっとする光景でした。

旧ドゥシット動物園の「AIR-RAID-SHELTER」では、兵隊さんが門番してました
戦時中には、バンコクは連合軍にたびたび空襲されたそうな。
この防空壕は1941年に公共用として建造され、戦後は動物園のカモシカ舎として一時使用された後、展示用に改修されました。

この樹木やこんもりとした山が、カモシカ用のディスプレイだったのか?
それとも、防空壕のカモフラージュだったのか?

旧ドゥシット動物園の「AIR-RAID-SHELTER」では、兵隊さんが門番してました
入口からはいっていきます。

旧ドゥシット動物園の「AIR-RAID-SHELTER」では、兵隊さんが門番してました
右奥が入口で、振り向くと空襲に怯えるファミリーがいらっしゃいます。

旧ドゥシット動物園の「AIR-RAID-SHELTER」では、兵隊さんが門番してました
出口には、爆弾がささっていました(; ̄ー ̄A

3.バンコクも空襲の被害にあっていた

バンコクも空襲の被害にあっていた
バンコクの日本軍(みんなのそら訳)

一緒に行進しているちっさな子どもがいます。

バンコクも空襲の被害にあっていた
バンコク駅の前にあった防空壕(みんなのそら訳)
みんなのそらは、この日の夜ファランポーン駅(バンコク駅)から、チェンマイへ夜行列車で旅立ちます。
そんな駅前に、防空壕があったとは。

バンコクも空襲の被害にあっていた
バンコク(ファランポーン)駅の防空壕の外観(みんなのそら訳)
土の中とか、地下ではなく、地上にあったようです。

バンコクも空襲の被害にあっていた
1941年空襲時のバンコク駅の火事

お恥ずかしいことに、バンコクも空襲にあっていたとはじめて知りました。
東南アジアを旅すると「知らなくてごめんなさい」と思うことが多々あります。

ドゥシット動物園は移転するのですが、防空壕がどうなるか?未定のようです。
公式サイトへのリンクを貼っておくので、現状は公式サイトでご確認くださいませ。

▼ドゥシット動物園 公式サイト(英語)
http://www.dusit.zoothailand.org/en/index.php

4.タイの戦跡(日本とつながりのある場所)

みんなのそらが訪問した、タイ国内の日本と関係のある戦跡をシェアします。

4-1.カンチャナブリ

クウェー川鉄橋【昼編】(タイ)/The Bridge Over River Kwai(Thailand)
旧日本軍が敷設した泰緬鉄道が通り、映画「戦場に架ける橋」の舞台になった場所です。
軍事物資を運ぶために敷設した鉄道が、観光客やロコさんたちの笑顔を運ぶようになりました。

▼みんなのそらの訪問記
バンコク発!カンチャナブリーへ鉄道でアクセス!観光スポット、戦跡などモデルコース(タイ)

5.【地図】バンコク含む!タイ旅で観光したスポット

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