九份には【1泊】泊まるべき!日帰り観光なんてもったいない(台湾/台北)

九份(台湾)/Jiufen (Taiwan) 台北の観光/モデルコース

九份は、日本統治時代に金鉱山として台湾有数の栄華を極めたそうです。
しかし、その後、主要鉱物だった金と石炭の生産量が減り、1971年に閉山し、衰退をしていきます。
そして、1990年代に、映画の撮影場所になったことや、日本のアニメが着想を得たということで、注目されるようになったそうです。

▼日本人なら行っとけ!
金瓜石 黄金博物館

1.夕方の九份老街は、The観光地で混雑しておりました

九份(台湾)/Jiufen (Taiwan)
みんなのそらが「九份」にたどりついたのは、中秋節という台湾のお祭りの前日の夕方でした。
そのせいもあるのか「九份老街」は、たいへんな人混みでした。

その後、宿泊したゲストハウスの方と一緒に、暗い登山道を登り、夜景を見に行き

九份(台湾)/Jiufen (Taiwan)

20:00過ぎに「九份老街」に戻ってきたら、すっかり店は閉まり、人はひいていました( ̄‥ ̄;)

▼宿泊先のゲストハウス
オン マイ ウェイ ジュイフェン ホステル (On My Way Jiufen Hostel)

2.20:00過ぎの九份老街

九份(台湾)/Jiufen (Taiwan)
何でも、お茶屋さん以外のお店は、ほとんど19:00くらいに閉まってしまい、観光客さんたちも宿泊される方以外はそれくらいの時間にひくそうです。
あまりにもひとがいないと、それはそれで寂しいですね。

九份(台湾)/Jiufen (Taiwan)
ジブリのアニメが着想を得たとされる「阿妹茶酒館」の前も、何組かの観光客がいるだけでした。

九份(台湾)/Jiufen (Taiwan)
もともとは炭坑街として栄えたので、鉱夫さんのモニュメントがあったり。

3.阿妹茶酒館に並ばずに入店!しかもテラス席に

せっかくなので「阿妹茶酒館」で、ゲストハウスでご一緒させていただいた方と、お茶をしました。
この時間に「お酒」でなく「お茶」なのが風流ですよね。
鉱夫さんたちも、そんな生活をしていたのでしょうか?

阿妹茶酒館@九份(台湾)/Jiufen (Taiwan)
入口もすてきです。
この時間(20:20くらい)だと、テラス席の外側が埋まるか埋まらないかくらいのあき具合です。
ゆったり、のんびり、くつろげます

阿妹茶酒館@九份(台湾)/Jiufen (Taiwan)
こんな時間なのに、ちゃんとしたお茶のいれ方を教えていただけ、感激です。

阿妹茶酒館@九份(台湾)/Jiufen (Taiwan)
こんな景色を眺め、ここちよい夜風を受けながらお茶。
ビールを飲みたい気持ちを抑えつつ、優雅にお茶をしました。

九份(台湾)/Jiufen (Taiwan)
21:30近くの帰り道。
あの喧噪は何だったんだ!というくらい静けさが支配しておりました。

▼宿泊先のゲストハウス
オン マイ ウェイ ジュイフェン ホステル (On My Way Jiufen Hostel)

4.朝の九份を散策!賴阿婆芋圓さんで芋圓を朝ご飯に

九份(台湾)/Jiufen (Taiwan)

翌朝7:40くらい
お店の中で、開店準備の音が聞こえたり「嵐の前の静けさ」な感じがします。

九份(台湾)/Jiufen (Taiwan)

朝の「阿妹茶酒館」も、どこか懐かしい。

賴阿婆芋圓@九份(台湾)/Jiufen (Taiwan)
まだ8:00過ぎなのに、営業をしていた「賴阿婆芋圓」さんで、朝ご飯。
お餅の代わりに、お芋でつくった白玉がはいっているお汁粉みたいで、ほくほくの笑顔(* ̄∇ ̄*)になりました。

「九份」は、時間によって異なる表情をみせます。
ツアーなどできて、日帰りで帰ってしまうより、宿泊して夕方、夜、朝と「九份」を楽しむことをおすすめします。

九份の次は金瓜石へ

金瓜石は、かつて九份とともに金鉱で栄えた町です。
日本ゆかりの地なので、ぜひとも脚をのばしましょう。
金瓜石・黄金博物圓区(台湾)

黄金瀑布と工場跡(台湾)

5.野柳地質公園⇔九份の行き方/アクセス

管理人は今回「野柳地質公園」から「九份」へアクセスしました。
「台北車站(台北駅)」から「九份」への行き方を期待されていた方は、お役に立てずに申し訳ありませんm(_肉_)m

さて「野柳地質公園」から「九份」までの行き方です(笑)
まず、バス停「野柳」から「790 基隆火車站(海洋廣場)」に乗り、終点「基隆火車站(海洋廣場)」まで、1時間強。
降りたバス停の斜め向いにある(歩道橋を渡ります)バス停から「788 金瓜石(黃金博物館)」に乗り「九份」で降りるはずでした(1時間強)。

ところが何と「788 金瓜石(黃金博物館)」のバスの運転手さんに乗車拒否されたのです(ノ_・。)
バス停でバスを待っていて「788 金瓜石(黃金博物館)」のバスを見かけたので(* ̄∇ ̄)ノ 手を振りながら、バス停から離れた位置にいたバスにすりよっていきました。
で、バスにはいって運転手さんの横に行き、ガイドブックを見せながら「九份にいきますよね?」と身振り手振りできいたら、頷いてくれました。
じゃあ「乗ります!」とバスの中に、はいっていこうとしたら「ノー」と手で制されまして。
「九份、行くのですよね?どうして」と中にはいろうとすると、やはり「ノー」と手で制すのです。
何度か、こころみたのですが、バスに乗せてくれません(ノ_・。)(ノ_・。)

「このバスで行けないのかしら?」「管理人の挙動が怪しかったのかしら?」と、このバスに乗るのをあきらめました。

「どうしたものか(ー’`ー;)」と途方に暮れていたところ、先ほど「100元で九份まで連れていってあげるよ。30分-40分くらいでつくよ」と声をかけてきたタクシーの運転手さんが満面の笑みで手を振ってくれました(苦笑)

バスでなら一時間強かかるものの、30元で九份までいけます。
3倍以上のお金をかけるなんて、そんな贅沢できる身分ではありません。

なので、先ほどは「I heve no maney(お金がないのです)」「I love bus.(バス大好き)」などと言って断りました。
が、そのバスに乗せてもらえなかった訳で。
次のバスを待っていたって、乗せてもらえるか分からない訳で。
九份にたどりつけない可能性もある訳で。

100元(日本円で400円弱。タクシーで楽に移動できるので、無茶な金額ではない)さえ払えば、九份にたどりつけます。
タクシーを見ると、地元の方らしき、おじさまと、若いカップルさんが同乗するようで、身の危険はなさげです。
リスクがあるとすれば「最初に言っていた100元より、高額な金額を要求されるかも?」です。
ドライバーさん、よい人そうだし、何と言っても地元らしきの方が一緒だし。

「のせてくださーいヽ( ̄▼ ̄*)ノ」
と、笑顔で駆け寄っていきました。

ええ。タクシーの中で、念のため「九份 100元」と書いたメモをみせました。

そして、30分くらいで九份のバス停まで100元でたどりつけました。
疑ってごめんなさい。

そんなこんなの「九份へのアクセス方法」でした。
「バスに乗車拒否される」という想定外のことが起こるのが、旅の醍醐味!ということで。。。

▼あるけど、ないような時刻表

6.台湾ひとり旅のざっくり地図


2015年9月25日/26日 September 25/26, 2015

コメント

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