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バトルボックス(Battlebox)ツアーに参加(シンガポール)

投稿日:2018年2月17日 更新日:

みんなのそらは、旅するときには、なるべくその国の歴史に触れることにしています。
アジアだと、その国の歴史に触れると、第二次世界大戦と日本軍とが姿を現します。
今回は、第二次世界大戦時代に英軍の地下要塞として使われていた「バトルボックス(Battlebox)」のツアーに参加してきました。

1.バトルボックスツアーに参加するには?

バトルボックスは、ガイドさんの案内によるツアーでのみ見学することができます。
バトルボックスツアーの正式名称は「Battlebox Tour:A Story of Strategy&Surrender(TM)」です。
フォートカニング公園内にある「バトルボックスビジターセンター」で申込をします。
ツアーは英語のみです。

みんなのそらは、当日のツアー開始10分前くらいに申込をすませました。
ツアー中に途中参加される方もいらしたので、多少ツアー時間に遅れても何とかなるかも知れません。
ツアー時間、料金などは、公式サイトで確認を。

▼VISITOR INFORMATION
http://www.battlebox.com.sg/#!

みんなのそらが参加したときのツアー参加者は十数名でして。
参加者の受付名簿から察するに、イギリス、シンガポールの方が半々くらいで、日本人はみんなのそらのみでした。
アウエィ感が半端なかったです。

カンチャナブリー(タイ)、チャンギー博物館など、東南アジアの戦跡を訪ねるとシニアの白人さん(イギリス人、オーストラリア人と思われます)たちに、かなりの頻度でであいます。
オーストラリアはともかく、イギリスは大変遠いのに。
日本人は、一般的に遺骨を日本に持ち帰り、欧米諸国の方たちは、亡くなった場所(の近く)に墓地をたてる傾向にあります。
そうした習慣の違いはあるでしょう。
それでも、イギリス人などの歴史を重んじる姿勢から学ぶべきものがあります。
シンガポールの観光地「クラークキー」「プラナカン博物館」の近くなので、ぜひとも訪問しましょう。

2.バトルボックスツアーに参加して思ったこと

.バトルボックスツアー
「バトルボックスビジターセンター」から歩いて3分くらいの、バトルボックスの入口

.バトルボックスツアー
75年くらい前に、ここが軍事基地だったなんて思えない静けさでした。

マレー系と推測されるガイドさん(確認はしていません)に説明をしていただきました。
ずうっと主語が「We」だったのが印象的でして。
「British Army」ではなく「Singaporean and British Army」でもなく「We」。
みんなのそらは、日本は「イギリス軍」と戦ったのであって「シンガポール」と戦った訳ではないと思っていました。

シンガポールの方たちから見たら「British Army」「Singaporean」といった区別すらなく「We」。
日本人の感覚からすると、植民地化され支配されていたのに「We」なのが、不思議です。

また「降伏」を決めるまで「戦費はこれくらい」「これくらいの方が犠牲になっています(具体的な数値がきちんと挙げられていました)」と、パーシバル将軍が悩んでいた、という事実を知り。
パーシバル将軍はじめ、イギリス軍も(優秀な方たちであるにせよ)ふつうのあたり前の人間だった、ということに気がつきました。
パーシバル将軍や、イギリス軍の人間性を考えてこなかった自分に唖然とし。
こうした想像力の欠如から、すべて不幸ははじまる気がします。

そして、広島、長崎に爆弾が落とされ、日本軍が降伏しました。
山下奉文将軍は、最終的には裁判に架けられ、絞首刑になりました。
(「粛正を指示したのは山下奉文将軍ではないとされている」「彼は立派な軍人」いうとガイドさんの説明はありました)

と言った説明を受け。
みんなのそらが、イギリス軍の人間性に無頓着だったように、他国の方たちは「広島、長崎で何が起きたのか?」「どのような裁判だったのか?」という発想はないのかも知れません。

と、シンガポールの第二次世界大戦の捉え方と、自分の「想像力の欠如」に気がついた「バトルボックスツアー」でした。

歴史は「his story」であって、視点の数(his)だけ、物語(story)があります。
日本人として、ツッコミたいところはありますが、これがシンガポールからみた歴史だと受けとめるしかありません。

日本にいると、日本の視点から第二次世界大戦を捉えがちです。
どこまでも、イギリス軍、シンガポールの視点で第二次世界大戦を体感する機会はめったにありません。
ぜひとも、脚を運びましょう。

▼Fort Çanning●Battlebox●Singapore
http://www.battlebox.com.sg/

3.フォートカニング公園を散策

フォートカニング公園を散策
イギリス軍の要塞だった場所なので、門や壁が残っています。
ご近所さんなどが、ランニングをしたり、静かな場所になっています。

フォートカニング公園を散策
ホテルフォートカニング(Hotel Fort Çanning)
第二次大戦中はイギリス軍指令本部として使われた建物が、2010年にホテルに生まれ変わりました。

ひとりで宿泊するには少々値が張りますが、ふたり以上で宿泊するならよいかも知れません。

▼agoda
ホテル フォートカニング(Hotel Fort Çanning)

4.シンガポールの観光地図

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