第86回ピースボート地球一周クルーズで、世界一周をしてきた管理人です。
ネットの噂では
「ピースボートは、宗教団体で洗脳されます」
「ピンクボートは、ピンクボート」
など、穏やかでない悪評がたっています。
「ほんとうのところどうなの?」というのを、実際に86thに乗船した管理人が、管理人の見聞きした範囲で口コミレポートします( ̄^ ̄)ゞ
旅してシェアしたいこと
1.世界一周!ピースボートさんは宗教団体ですか?
ピースボートさんは宗教団体ではありません。
1983年に設立された「国際NGO」です。
ピースボートさんの公式サイトから引用すると・・・
貧困や震災で苦しむ地域を訪れ日本からの支援物資を届けるプロジェクトや、カンボジアの地雷廃絶のためのキャンペーン、自然破壊が進むガラパゴス諸島での植林ボランティア、ヒロシマ・ナガサキの被爆者と航海をしながら世界中で平和の大切さを伝える活動など、活動分野は多岐にわたります。
こうした活動を続ける中、2002年には国連の経済社会理事会(ECOSOC)との特別協議資格を持つNGOとして認定され、現在も平和教育や紛争予防、軍縮、貧困対策などの分野で活動しています。
いろいろな活動をされているようですが「地球一周クルーズの運営」「災害時のボランティア活動」で知られているのでは?
管理人は、86回の世界一周クルーズ中に、ピースボートさんから宗教に勧誘されることはありませんでした。
また、他の乗客から宗教に勧誘されることもなかったです。
2.ピースボートで「洗脳」されますか?
「洗脳」されることはありませんが「黒い噂」「悪評」の正体を探ってみました。
2-1.船内生活編
もともと上記のような「平和教育や紛争予防、軍縮」「貧困対策」をしているNGOが運営している世界一周クルーズです。
船内の講演、企画は「平和」「多様性」「共生」「寛容」「日系」といった社会的なテーマが多いです( ̄ー ̄)o゛
「世界一周クルーズ」の乗客に、何とか関心をもってもらおう!知ってもらおう!と、硬軟混ぜて企画を立ててくれます。
単なる「観光」だけでない「ピースボートさんならでは」の特徴だと思います。
「社会問題を考えるきっかけになれば」なのでしょうが、あの手この手でぐいぐいくる感じです(; ̄ー ̄A
運営しているピーズボートさんのスタッフさんが20代30代の方がほとんどなので、経験不足だったり、わかってもらうための努力が、過激だったり、稚拙な表現になってしまったりで、誤解を招いている部分はあるかと思います。
そう言う点が「平和教の洗脳」「左翼の洗脳」と、とられてしまうのでしょう。たぶん。
ただ、そうした社会性の強い企画参加への強制はなく、興味をもった方だけ参加をすればよいです。
管理人は、単なる「観光」ならいつでもできるので、見聞を広めるべく、ピースボートさんならではの「水先案内人の企画」には、積極的に参加をしていました。
「今まで知らなくてごめんなさい」なことをたくさん知ることができ、よかったです。
そう言うと「洗脳されている」と思われそうですが(笑)
もちろん参加する自由もあれば、参加しない自由もあります。
管理人もピースボート乗船中に、いろいろな方とお話させてもらいました。
いいのか、悪いのかはともかく「たんに旅を楽しんでいる」というような方も多いです。
狭い部屋に幽閉されて、飲物、食事を与えられず、寝させてもらえず、ピースボートのスタッフさんに囲まれ、えんえんと平和教の教義を暗唱させられ、洗脳されるようなことはありませんので、ご安心を。
社会的な企画のみならず、寄港地の紹介など「やわらかいテーマの企画」も、たくさんあります。
「クルーズを楽しみたくて、むずかしいこと考えたくないんだよね」という方や、苦手な方は、そうした企画のみに参加することもできます。
2-2.寄港地でのツアー編
寄港地では、別料金でオプショナルツアーが準備されています。
オプショナルツアーに参加せずに、自由行動をすることもできます。
上の写真は、汚れていますが(苦笑)南アフリカのケープタウンのオプショナルツアーの一覧になります。
ね( ̄ー ̄)o゛「一般的な観光ツアー」のほうが多いでしょ。
ここにも「ピースボートさんならでは」のツアーはありまして。
ひとつが「歴史、人権系のツアー」です。
青くマーカーしたのが、アパルトヘイト時代に「政治犯」とされた方たちが収容されていた元刑務所で、「元政治犯」とされていた方のお話をきくツアーです。
もうひとつは「現地の方との交流ツアー(赤いの)」で、現地の子供たちとふれたあったり、ゲームをしたりするツアーです。
管理人は「交流ツアー」に参加しませんでしたが、保育士をしているルームメイトは、よく参加していました。
ツアー後に「洗脳されて人格変わってました」「怖い顔になりました」ってなことはありませんでした(笑)
「歴史、人権系のツアー」に管理人は参加しましたが、参加しても、偏った考えを押し付けられることはなかったです。
もちろん、参加する自由も、参加しない自由もあり、参加を強要されることはありません。
以上のように、たんに社会問題と向き合っているだけですが、それが「宗教」「洗脳」「左翼」と言われてしまっているようです。
若いスタッフさんががんばっているだけに、切ないです(ノ_・。)
3.ピースボートは「ピンクボート」?
「船内カップル(船を降りてからも「カップル」なのでしょうが)」は、たくさん見かけました(* ̄ー ̄*)
時間はたっぷりあるし、景色はキレイだし、非日常だし「恋が芽生える率」がぐっとあがりそうです。
管理人は、夜にデッキでビールを嗜むのを習慣にしておりましたが、人目につかない暗闇にカップルたちが消えていくのを、かなりの頻度で見かけました。
若者だけでなく、シニアさんたちも。
何だか、勇気でるなぁ(* ̄ー ̄)
相部屋の方は、プライベートな空間はほとんどありません。
愛を語りあおうとしたら、人目のない場所にいくしかありません。
人目のない場所で、カップルたちが何をしていたか?は管理人にはわかりませんが、よりなかよしさんになるために、人目のない場所に行こうとするのは、常識的な行動かと思います。
白昼堂々と衆人の観衆の前での「エロ」「乱交パーティー」などには、お目にかかれませんでした。
これが「ピンクボート」の真実です( ̄ー ̄)o゛
4.ピースボートではトラブル続出!?
※写真はキャビン(部屋)のトイレが詰まったときの、脳内イメージです※
今、ピースボートさんの世界一周で使われている船は、1981年につくられた36歳のオーシャンドリーム号です。
掃除などはきちんとされているのですが、経過劣化は否めません。
管理人が遭遇したトラブルをピックアップします(* ̄∇ ̄)ノ
4-1.部屋のトイレが数回詰まりました
部屋のトイレで大をして、水を流そうしたら、お水が流れません(ノ_・。)
管理人の大を、ルームメイトに見せる訳にはいきません。
慌ててレセプションに電話をしたら「10分から15分待って流れなかったら、もう一度連絡いただけますか?」とのことでした。
でたい企画のがあるのにー!
しょうがないので、ルームメイトがびっくりしないように、手紙をかいて、バスルームの扉に貼ってでかけました。
あとからきいたら、ルームメイトが確認したときには、流れていたってさ。
トイレが詰まっても、公共スペースにトイレがいくつかあるので、困りません!って、何の解決にもなりませんね。
4-2.船のエンジン停止
管理人の記憶が正しければ、最後の寄港地「ガダルカナル」をでた数日後に、エンジンが停止して何時間か漂流していました。
みんなで「日本に帰りたい人たちが、いっぱい乗ってきたのかも知れないね。一緒に帰ることができるとよいね」と話していました。
4-3.雨漏り
8階の公共スペースが雨漏りしており、ブルーシートで覆われていました。
このように、ピースボートでの長期に渡る世界一周中にはトラブルがつきものです。
何もピースボートでなくても、旅ではトラブルが起こります。
「トラブルには、あうもの」と心の準備をしておきましょう。
そんなトラブルを「ピースボートさんの洗礼ですか!?」と楽しめるあなたは、ピースボート向きです。きっと。
5.ピースボートの乗船の体験記まとめ
ピースボートさんのネット上の評判はさんざんで、黒くて悪い噂で満ちています。
「宗教団体です」「左翼に洗脳されます」などなど。
じっくり読むと、じっさいに乗船された方ではなく、閲覧数をお金に変えたい「商売のひと」が多いです(苦笑)
「第86回地球一周ピースボート」に乗船した管理人が、ほんとうのところどうなの?を、項目ごとにまとめました(* ̄∇ ̄)ノ
管理人の個人的な感想で、すべての方にあてはまるとは言いがたいです。
でも、乗船せずに「宗教」「左翼」「洗脳」と脳内世界で妄想しているよりは、説得力があるかと・・・
これから、ピースボートへの乗船を考えている方の参考になると嬉しいです。
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