「南京城壁」「南京大虐殺紀念館」と午後から南京歴史訪問をしてきました。
そして南京は、夜景の美しい場所でもあるのです。
中華門
地下鉄1号線の「中華門駅」から20分くらい歩きます(バスもあるようです)
「中華門」のみならず、城壁もライトアップされています。
電車や、道を通すためにあちこちに「穴」が開けれています。
中華門にたどり着きました。
幅が118m、奥行きが128mもある、中国に現存する最大の城門です。
明の時代に、南京城の正門として造られ、清の時代に再建されたそうな。
1930年代には日本軍が、ここで中国国民党と戦っています。。
何重にも門が続いているのがわかりますでしょうか?
「門」というより「要塞」に近い気がします。
城壁の上を散策して、別の門にでることもできます。
昔は、外敵の襲来を警戒していた場所が、景色を楽しむ場所に変わったのはよいことです。
夫子廟エリア
現代風の繁華街から、古(いにしえ)の繁華街の境界となる門。
中国には、なくたってよい場所に門があります。どうしてなのでしょう?
でも、こうした門を見ると、テンションがあがります。
夫子廟を背に、川を見たところ。
訪ねたときには「日本軍が壊さず、残っててよかった」と勘違いをしていました。
後から調べたら、廟や付近の建築物は、日中戦争時に、日本軍によって破壊され、1984年から5年間かけて再建したそうな。
ここでも「豫園」と同様にそり上がった屋根がありました。
手前に船がたくさん停まっているのが、見えますでしょうか?
時間帯によっては「泰准画舫」という昔ながらの遊覧船がでているようです。
今回「水都」を訪れながら、一度もお船に乗らなかったのが悔やまれます。
「江南貴院」と言って、中国の官史登用試験「科挙」が行われた場所です。
1168年に建てられ、中国最大の試験場だったそうです。
中国全土から、優秀な若者がこの地を目指したのでしょう。
ひっきりなしに、人が訪れる「夫子廟」
中国の歴史の中で「首都」だった時期も長い南京。
古都の雰囲気を思う存分楽しみましょう。
飲食店も高級店から、庶民的なお店までもたくさんあります。
指先注文できるお店も多いので、ランチや夕食をお財布に合わせていただけます。
▼夫子廟泰准河風光帯の公式サイト(日本語ですがっ)
http://njfzm.net/en/jp/
訪問するまでは「南京」というと、反日感情が強く、怖い場所をイメージしていました。
実際、訪れると、反日感情的なものを感じることはありませんでした。
管理人が、日本人と気づかれていないせいもあるでしょうし、鈍感なのかもしれませんが。
南京の方たちって、外国人が存在すると思ってなさげですし、他人のことなんて気にならない大らかな気質の気もします。
「観光地」として訪れても(この表現に抵抗のある方もいるでしょうが)、楽しめるかと思います。
ぜひ足を運んでみることを、おすすめします。
2016年12月21日
コメント
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