上海から南京まで中国版新幹線「中国高速鉄道(高鉄/CRH)」で移動してきました。
12時前につき、夕方まで観光をした南京の名所をシェアします。
1.玄武門から鶏鳴寺まで「南京城壁」を散策
南京駅から地下鉄一号線に乗って「玄武門駅」へ。
1366年(元の時代)に建設が始まり、28年の歳月をかけて完成した周囲34kmの城壁が「南京城壁」です。
「玄武門駅」から歩いて5分くらいの玄武門から、鶏鳴寺まで、小雨が降る中「南京城壁」散策をするのです。
かって大陸には、多くの部族が暮しており、いつ攻撃をしかけてくるのかわかりません。
「城壁」を築き、自らを守ってきました。
日本は島国なので、こうした労力をかけないで済み、他のことに力を使えてラッキーです(* ̄ー ̄*)
城壁のすきまから、晴れていたら、もっと絶景なのでしょうな「玄武湖」を眺めることができます。
城壁の右側は住宅街で、団地(マンション?)が連なっています。
屋上には太陽光発電のパネルが所狭しと設置されています。
電動バイクと言い、このした太陽光発電と言い、中国「エコ政策」を促進しているようです。
こんな感じで城壁が続きます。
城壁に穴をあけて、道路や電車を通していました。
五輪の輪の奥に見えるのが、鶏鳴寺薬師塔です。
2.鶏鳴寺を拝観
「南京城壁」から「鶏鳴寺」への入口があり、下に降りずに鶏鳴寺に入場できました。
入口で3本のお香を渡されたので、どこかにお供えせねばと思っておりまして
大きなお香たてがありました。
横には、火を灯す館が。
建物もすてきなのですが、旗などの装飾がチャーミングです。
中国のお寺は、こうした「絵馬」的なものが、バラエティに富んでおり興味深い。
こちらが「正門」にあたる入口でしょう。きっと。
「正門」から、地下鉄2号線「鶏鳴寺駅」にたどり着いたら、何と閉鎖されていまして。
多少迷いながら、あいている入口をみつけました。
↓
地下鉄3号線+2号線「雲錦路駅」
↓
3.南京大虐殺紀念館
日本で言う「南京事件」について、中国の観点で展示されている場所です。
▼正式には「侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館」と言います
http://www.nj1937.org/
入口をはいるとまず目につくのがこのモニュメントです。
入館料が無料のためもあってか、多くの中国人が訪れていました。
展示物には、中国語、英語、そして日本語の解説もありました。
「南京事件」に関しては、諸説があります。
諸説は気にせず(;^_^A中国側の見解を冷静に、資料に基づき、たんたんと展示している印象を受けました。
300,000の数字があちこちに掲示されています。
国が示す「中国の歴史」を、ごくごく普通の中国の方たちがどう受けとめているのか、気になりました。
身の危険を感じることは、まったくなかったです。
日本人だからこそ「中国側からどう見られているか?」を知るために、訪問することをおすすめします。
メディアを通し、いろいろなことを言われる場所だからこそ、自分で脚を運び、自分の目で見て、考えることが必要かと。
何はともあれ、犠牲になった方たちのために、祈りを捧げてきました。
2016年12月21日
コメント
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[…] 南京の歴史に触れ、夜景を楽しんだ翌日。 この日は14:00南京発の中国版新幹線(高速鉄道)で、上海に戻ります。 それまで「中山陵」にお邪魔することにしました。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); […]
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