1000年の歴史を誇る小さな水郷古鎮「七宝」から、今後は租界時代の「石庫門造り」の住宅を活かした「田子坊」へ。
歴史のある大国:中国ですもの。
ひと言で「レトロ」と言っても厚みがありますヽ( ̄ー ̄ )ノ
地下鉄9号線「打浦橋駅」をでて、少し歩くと「田子坊」の入口にたどり着きます。
狭い路地裏に、小さな個性的なお店が凝縮されています。
「石庫門」造りは、中国の生活様式をとりいれた中様折衷の集合住宅です。
上海の画家や写真家さんたちがアトリエを構えたところ、「アートスポット」と認知され、「老朽化した集合住宅」が、「レトロな趣のある建築物」に変身したそうな。
上にのっているレリーフがおしゃれな、外と街区とを隔てる門。
昔は路地で子供が遊んでいたのでしょう
お店の中にはいって、オリジナルティあふれるものをみるのも楽しいですが、建物の外観や、中を見るだけでも楽しい。
迷路みたいに先が分からず、曲がった先に何があるのか?ワクワクします。
地面のレンガも凝っています。
つくった時には存在しなかったのでしょうが、必要性に迫られ、あとから、増えていったあろう電線。
自転車やバイクが停まっていて「生活の場」でもあるのでしょう。
ベランダの鉄格子にも模様があって、風流です。
この門も上辺がまるくくり抜かれていて、上の部分は模様になっていたりで遊び心が溢れます。
中国の国旗が、ポップアートに見えてきました。
「租界時代の上海」に「今の上海」が加わり、魅力的な場所になり、人を惹き付けています。
カフェや、食堂もあちこちにあります。
租界時代に思いをはせながら、ひと休みするのもよいでしょう。